翡翠は、深緑色をした半透明な宝石で、古くから東洋や中南米で人々に親しまれてきた宝石です。

鉱物学的みると、化学組成の違いから硬玉と軟玉に分類され、全く別の鉱物として扱われます。

一見区別がつかないことから、両者をまとめて翡翠と呼んでいます。

翡翠は神秘的な力があると信じられ、不老不死、生命の再生をもたらす力があるとされてきました。

古代は、死者の遺体全体を翡翠で覆う等の措置が行われ、秦の始皇帝の遺体も翡翠で覆われたと言われています。

中国では、他の宝石よりも高い価値が認められ、古代より腕輪など装飾品や器、細かな彫刻をほどこした置物などに加工されてきました。

またニュージーランドやメソアメリカにおいてはまじないの道具として活躍しました。

翡翠は壊れにくい特徴を持ち、先史時代には石器武器の材料としても使われました。

日本においては、古代に糸魚川で採れた硬玉翡翠が勾玉などの装飾品として珍獣されていましたが、奈良時代以降は見られず、再度発見されたのは1938年になります。

エメラルドと共に5月の誕生石としても親しまれており、長寿をもたらすお守りとして愛されています。

また、翡翠はは乳鉢の材料としても広く流通しています。

中国と翡翠の関係

翡翠は中国で特に珍重されている宝石で、美しい宝石の総称ともなっています。

古代より実用品や装飾品に加工されてきました。

草創期の玉器には石英や滑石も含まれますが、故宮博物院におさめられているほとんどは軟玉となっています。

古代の中国では、白色が好まれ多くの作品が作られました。

軟玉は主に現在の中国新疆ウイグル自治区ホータンで産出され、他の軟玉より硬くシギョク、またはコーラン玉と呼ばれていたそうです。

真の時代以降は、ビルマから紅玉が輸入されるようになり、緑色が鮮明なものがⅡにとなりました。

高い品質を誇るものは、ロウカンと呼ばれ大切に取り扱われたのでした。

台北故宮博物院に残る広く知られた翠玉白菜の彫刻は、硬玉から作られています。

ロウカンは、中国語で青々と茂った美しい竹という意味を持ちます。

英語ではインペリアルジェイドとわれ、西太后が熱狂的な翡翠のコレクターであったことからこの名がつけられたと言います。

こう言ったように中国との歴史が深い翡翠ですが、世界的に見ると最初に翡翠が使われたのは日本であることが記録されており、約5000年前の縄文前期末の人々が世界初となります。

実際に、世界最古とみられる翡翠の大珠が山梨県で出土しています。

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